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普通のシルバーと比べて、ほんのり黄色味がかったイエローシルバーのリングです。

普通のシルバーは銅が少し混ぜられているのですが、こちらは銅と硫黄が混ぜられているので黄色になっています。
しかし、その影響で金属の粘性や硬度も変わってしまい、このイエローシルバーはとてもバネ性が強く、 塊を板状に加工して、板をリング状に丸めるのにものすごく苦労し、 また、融点や熱伝導率も普通のシルバーとは違っていたので、ロウ付けでも大変苦労しました。

表面はきれいに削って形作ってしまったので、その苦労のあとはもう見えませんが…忘れられない思い出になりました。

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